みねやま糖蜜の泉'08

春の訪れは大変な感動を与えてくれました


試験終了のチャイム。
さて、ようやく試験勉強から解放された我が身。

折角なので今晩から糖蜜採集に行ってやろうではありませんか、 と意気込みましたが本日は部活の日でアリマシテ、帰宅は夕方になると思われます。

夕方に帰宅しているようでは山に着くのは日没後、と。
糖蜜を仕掛けながら懐中電灯片手に夜道を往くとは...
だからといって、折角のこんなに暖かい日に糖蜜をしないというのも...


d。


結局、家から徒歩五分の、ゴミ処理所周辺の林(と呼べるのであろうか)にて、
糖蜜採集を行うことに落ち着きました。・・・期待はできませんが。

家に帰り、3ヶ月間封印していたリュックサックから採集用具一式を発掘し、糖蜜を用意し、 母の化粧用コットンを失敬し、またリュックに詰めなおして出発。


てっくてくと歩いて到着。あまりにも無虫地帯なので小学5年生以来足を踏み入れていない 近所の近所なのです。

手頃な木に霧吹きで糖蜜を吹きかけてコットンを仕掛けていきます。



ライトアップされたソレ。

7時20分頃に夕食を終えて再び公園にやってきました。
入口に近い木から順に見て回りますが、蛾の影は全くありません。
何しろこんな場所です。ボ〜ズで当たり前なのです。

次の木では飛来したキリガを落としてしまいまいました。
落としたキリガはそう簡単には見つからぬものです。悔しいな。
しかし、これでキリガが生息していることは分かりました。悔しいけれど、嬉しいな。


やった、今度こそ採集することができました!
その一頭を初手に我が糖蜜にキリガが飛来し始めました!
採りに集中していたので撮りがありません!


落ち着いたところで成果。

一周目:墜ちた幻3頭を含めて10頭
二周目:堕ちた幻1頭を含めて4頭
三週目(糖蜜撤去):3頭

計17頭という具合でした。
手元にあるのは13頭です。





その他の面々。



帰り道にて。



Arcte coerula フクラスズメ
近所にもいたんだな...





今回は近所の近所の糖蜜採集でしたが、こんな場所でもキリガは案外生息している、
ということが分かりました。これにて採集記とさせて頂きます、と言いたいところですが、



もしかして・・・Mesorhynchaglaea pacifica ・・・ヤクシマキリガさんですか?




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