セダカコブヤハズカミキリ
Parechthistatus gibber gibber (Bates, 1873)

撮影 2006.9.23 鳥取県東部
 

コブヤハズカミキリの仲間は後翅が退化していて飛ぶことが出来ないため、
オサムシと同様に地域的な変異が多く見られ、多数の亜種が記載されている。

初採集は中1の秋。ちょうどカミキリムシを本格的に始めた年である。
本で秋季に枯れ枝を叩いて採集できることを知った。
当然、自分のような初心者に採れるような虫ではないと思っていた。
なので落ちた時は自分の目を疑った。
標高約1000mの林道の中でひたすら感動したのを覚えている。

背中の隆起したコブを見ると、いかにも硬そうな昆虫に見える。
しかし、案外その翅は柔らかく、初めて触った時はその翅の柔らかさに驚いた。




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